1年前の詩です。 こういう気分で書くときもある。
なになのにね
別々の部屋で寝泊りしたり
僕はしたい
目を瞑るととてつもない眠気に気付く
でもだめな子はだめな子
真っすぐなあの時のように
深みどり色の真っすぐとした直線を
手で叩いて伝えた
そこに眩しい幻想があるのなら
俺は柏手を追って消えていった闇の向こうに
ただただ、ただならぬ橙色のダダイズムを見過ごさないように
見つめていた
俺たちは頭を垂れて
ふわふわな女の子が
寂しい音を立てて殴られていたのを
ただひたすら
じっと見ていた
俺たちは頭を垂れて
ふわふわな女の子が
寂しい音を立てて殴られていたのを
ただひたすら
じっと見ていた
服装は
いきを止める度に
何となく見えている気がした
俺たちは弾ける春を
透ける透ける下着のその向こうから
ちょっとずつちょっとずつ檻に入れていく
(了)